『少年検閲官』を楽しみに
2/14
虎ノ門で会議があって,その帰りに。
しばらく忙しくて本を読めなかったので,衝動買いみたいな。
とりあえず一番の期待作は,北山猛邦『少年検閲官』
- 作者: 北山猛邦
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2007/01/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 105回
- この商品を含むブログ (128件) を見る
あらすじ紹介からはファンタジーノベルっぽい雰囲気がしますが,はたして。
けっきょくバカミスっぽかったりしてもいいな。
他には迷ったあげく,
・森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』
・法月綸太郎『ノーカット版 密閉教室』
を購入。
何と迷ったかといえば,桜庭一樹『少女には向かない職業』。
そろそろ文庫化されても……と思ったけど,まだまだ先か。
2/16
特にこれといった目的もなかったけど,池袋に。
その前に,目白の田中屋*1で外国産ビールを3本購入し,光麺で夕食。
とりあえず石川淳のファンとしては,これは買っとかないと,ということで
- 作者: 石川淳,菅野昭正
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/02
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (9件) を見る
「白猫」は未読,「天馬賦」「八幡縁起」はどちらも好きな作品です。
ぜひ一読を。
他に小説では
・京極夏彦『どすこい』
それとこちらは僕の個人的趣味で,
・『図説江戸三百藩 城と陣屋総覧』(上下2巻)
趣味として作成中の‘藩の配置図’のよい参考になります。
明治になって成立・移転した藩って,資料が少なくて困っていたので。
・刈田敏『水生昆虫ファイル』(全3巻)
水生昆虫の本ってゲンゴロウとかタガメとかの止水系はけっこうあるんだけど,カゲロウとかカワゲラとかトビケラとかの河川系の本は意外と少ない。
ファイルⅢでは,学名の表記法もちゃんと修正されているようです(Ⅰ・Ⅱはけっこうひどかったから。)