三島賞&山本賞の効果がどれだけあるのか,新宿の本屋でちょっと見てきました。
結果としては,本当に知名度があるのか?? 疑問です。
あるいは,観測日としては,まだちょっと早すぎたのかも。
まずは地下にスパゲティ屋が3店ある大型書店から。
売れてる森見さんのはもちろんのこと,さすがに3冊とも平積みにはなっているのですが(しかも広い店内の何カ所かに分けて),
「三島賞」「山本賞」の文字は売り場のどこにも見あたらず。
僕の見落としの可能性もないわけではないですが,すぐに目に入らないようじゃ意味ないですし。
昨日の今日とはいえ,そんなんでよいのでしょうか。
まあ,一昨日に日本推理作家協会賞を受賞した桜庭一樹『赤朽葉家の伝説』には「推理作家協会賞受賞」とポップがついてたので,明日にはつくのかも。
前回三島賞を受賞した『LOVE』には「三島賞受賞作」と書いてあったことだし。
まあ,でも彼は売れてるからなあ。
次に新宿の地下街にある中規模の本屋。
こちらの店は「森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』を猛プッシュしている」ということで,目立つところにコーナーが設置されていますが。
「本屋大賞2位」は大々的に宣伝してあるのに「山本賞」については言及は皆無。
ちなみに恩田さんのは1冊だけ置いてありました。
『1000の...』は1冊もなし(たまにのぞくけど,1回も見たことなし)。
こちらは今後も期待がもてなさそう。