8月の読書
とりあえず簡単にまとめて。
まず1冊。
はいはい，そうなんです。
今頃読みました（...って，これは誰に向かって書いている文だろう？）。
これがデビュー作なんですか。すごいです。
「神を映像にする」ってあらすじに書いてあるのを読んだ時は，何だ！？と思いましたが，そういうことだったかと読み終わった時は納得。
いや，別に論理的に納得したわけでなく，雰囲気でw。
第二部が好きです。
第一部があってこその第二部ではあるかもだけれど，これは何かよい。
ため息が出るほど（意味不明）。
その他にも
叢書が叢書だけに，もう少し本格ミステリっぽい作品かと思ってました。
『砂糖菓子の…』と同じような路線ですが，あの本が出てくるあたりはよりミステリ的か。
まあ引きずり込む何かは感じたので，次もまた何か読んでみます。
- 殊能将之『キマイラの新しい城』
真面目なんだかふざけてるのかよくわからない設定に絶句。
いろいろ突っ込みたくなりながらも，けっきょく一気に読まされました。
最初，芦辺拓『グラン･ギニョール城』みたいなアレかとも思いましたが，違いましたねえ。
崇にライバル？が登場。
ただ，意見が対立するようでもなく，共同作業が成立しているようでもなく。
それはそうと，歴史好き以外の人でQEDファンって，多いのか少ないのか？
- 堀江敏幸『雪沼とその周辺』
（感想は前回書いたので省略）
