オールタイムベスト10

昨年末に2006年に読んだ本ベスト10というのを書いてみましたが,そのオールタイム版。


基本的にこういうのって,ある種の自分語りでもあるんで。
だからまあ,気にせず(?)偏愛的に勝手なことを語ってみたいと思います。
感想とか,読んだきっかけとか,前後の出来事とか。


が,とりあえず,今日はタイトルのみ紹介。


純文学からミステリ,そして一般教養書までとり混ぜてみました。

順不同で,

坂口安吾 桜の森の満開の下
石川淳 『天馬賦』
花田清輝 『日本のルネッサンス人』
澁澤龍彦 『思考の紋章学』
橋本治 『江戸にフランス革命を』
山田風太郎 『警視庁草紙』
舞城王太郎 『世界は密室でできている』
佐藤友哉 水没ピアノ鏡創士がひきもどす犯罪』
西村三郎 日本海の成立―生物地理学からのアプローチ』
(未定) 『 』

1冊だけ,空けてあります。
何にしよう。



候補は,
純文系:三島由紀夫とか久生十蘭とか。
SF・幻想:池上永一とかが入ってもよいわけだし。
歴史小説山田風太郎忍法帖からも1冊ぐらい欲しいところ。『忍びの卍』『忍法忠臣蔵』とか。
ミステリ:京極夏彦鉄鼠の檻』でもいいし,西澤保彦『彼女が死んだ夜』も好きだし,他にもいろいろ。エッセイなら小泉喜美子『ミステリー歳時記』『やさしく殺して』。
教養書:網野善彦『日本の歴史をよみなおす』か石城謙吉『イワナの謎を追う』。


あれっ,外国作家がないし……
カミュ『追放と王国』やボルヘス『伝奇集』などが候補か。
ミステリもあるし(マーガレット・ミラーなど)。


けっこう迷いますねえ。