山田風太郎の忍法帖短編を読み終える
忍者六道銭―山田風太郎忍法帖短篇全集〈10〉 (ちくま文庫)
- 作者: 山田風太郎
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2005/01
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剣鬼喇嘛仏―山田風太郎忍法帖短篇全集〈12〉 (ちくま文庫)
- 作者: 山田風太郎
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2005/03
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それぞれ2編ずつ未読のものがあり。
これで,ようやく山田風太郎の忍法帖短編88編をすべて読破できました。
最初に読んだのは1996年。
ちょうど講談社ノベルスで傑作忍法帖<第二期>が出てた頃。
読み終わって考えてみると,上下巻2冊以上となるような長編がどちらかといえば苦手な僕としては,短編集のほうが性に合っているようです。*1
ちなみに僕のベスト短編は「忍者本多佐渡守」。
いかにもミステリ好き&江戸時代(特に幕閣)好きなセレクションかと。
次に「忍者傀儡歓兵衛」とか「忍法小塚ッ原」とか。
長編は27編中23編。
まだ残っているけれど,とりあえずはまだいいか。
個人的ベストは『忍びの卍』だけど,絶版中。
今出てるのでは『忍法忠臣蔵』かな。
ストーリー構成がきちんとしてるほうが絶対いいですね。
一般的人気の高い柳生三部作は長すぎてちょっと苦手。